恐れの中には何があるのでしょう。
恐いという気持ち。
その先にあるものは、本当にあるのでしょうか。
子供にとっての幽霊は、どうでしょうか。
大人にとって幽霊はうそであり、だからこそ恐い、
という気持ちも起こりません。
しかし子供にとっては、それが本当にいるなのか、
うそなのか、わからないわけです。
そこに恐れ、があるのです。
大人にとってみても,わからない、ということに
恐れがある、ということが言えます。
ではどうすればいいのでしょうか。
わかれば、いいわけです。
しかし未来のことは誰にもわからないので、
今、やれることをやるしかありません。
わかる、ということは、
信じて動く。ということの先にしかありません。
信じて動いた時、わかるわけです。
恐れの中で、たくさんの考えても何も
わからないと思います。
恐れの感覚の中で、体を震わせながら、
信じて動いてみます。
その時、そこに何も恐れるものなどなかった、
ということが、大人の私達にも
わかる、わけです。